僕の独り言３４

愚痴・憎まれ口・無駄口・世迷言・独断と偏見・屁理屈・その他言いたい放題！

その34．≪「その３３」のパート２です・・・≫

先日「その３３」をＵＰした直後に、中国でのサッカーのアジアカップの、ブーイング事件が起こりました！なんだか、タイミングが良過ぎるというか、悪過ぎるというか・・・（汗）今回の件に関しては、僕なりの意見もありますけど、ここではあまり政治的な事は書きたくないので、日中共に反省すべき点が多々有ると思っている事だけを、書くに止めておきます。で、昨日の某ＴＶ局のトーク番組で、或る中国人のコメンティターが、この件に関して中々面白い発言をしていたので、特に印象に残った部分を、要約してご紹介します。

「私は常々、明日にでも中国が民主化されて、政治家を直接選挙で選べるような国になる事を願っていましたが、今回の事件を契機に、少し考え方が変りました。現在中国では、沢山の新聞が販売競争にしのぎを削っていて、かなりエキセントリックな記事を載せていますが、もしも中国が民主化されて、民放が出来たとしたら・・・もしも『ＴＶタックル』の中国版みたいなトーク番組が出来て、中国版『ハマコーさん』や中国版『マスゾエさん』みたいな人が出て来て、刺激的な発言を繰り返したらどうなるのか・・・もしも、日本の首相が紋服姿で『靖国神社』に参拝してる映像や、東京都知事の定例記者会見が、正確な翻訳付きで放映されたら、どんな反響を巻き起こすか・・・考えるだけで恐ろしくなります。」皆さん、このコメントにどんなご感想をお持ちでしょうか？！

また先日同じ番組で、韓国人のコメンティターに対して、司会者がこんな質問をしていました。「韓国人は、一日も早く南北統一を実現したいんでしょう？」「ハイ」「だから『太陽政策』で、南北の融和を進めてるんですよネ？」「ハイ」「その為に、北朝鮮に対して多額の資金援助もしていますネ？」「ハイ」「でも、北朝鮮の現体制が崩壊しない限り、南北統一は無理でしょう？」「ソウデスネ・・・」「だとしたら、『太陽政策』や資金援助は、南北統一を遅らせる事になるんじゃないですか？」「・・・」韓国人のコメンティターは、黙って悲しげに笑っているだけでした。日本人拉致問題は、勿論絶対に許せない卑劣な行為ですが、日本の何倍もの人達が拉致されているにもかかわらず、その事を声高に非難出来ない韓国の実情も、日本人はもっと理解してあげないといけないんじゃないでしょうか。

昨日終了した日朝協議は、予想していた通り殆んど何の進展もありませんでしたが、或るトーク番組のコメンティターが、「『日本赤軍』のメンバーなんか帰さなくても、拉致被害者を帰すべきだ！」と怒っていました。そのコメンティターの気持ちもよく解かりますが、拉致問題に密接に関っている『日本赤軍』のメンバーが帰ってきたら、なにか新しい重要な証言を聞き出す事が出来るかもしれません。この問題が一日も早く全面的に明らかになる事を、僕も心から願っている一人ですが、今は兎に角焦らずに粘り強く、一歩ずつ先に進む事しか、解決の方法は無いと思うんですが・・・それにつけても、曽我さんの強靭な意志と粘り強さには、今更ながら本当に頭が下がります。

イラクを含む中近東の民主化の問題にしても、「イスラム教」の教義を無視しては成り立たない筈ですし、彼らが望む民主化（本当に望んでいるのかどうかも定かではありませんが）は、少なくとも「ソニーの電化製品に囲まれて、毎日マックのハンバーガーが食べられる」ようなものではないと思うんです。男女同権にしても、「イスラム教」の教義とは相容れないものですし・・・全ての物事を「正邪善悪」だけで判断しようとしても、その判断の規準になってる価値観が違っていれば、今回のようなボタンの掛け違いはもっと増えると思います。僕達日本人も、そして大変な影響力をもっている日本のメディアも、もっと冷静に客観的な判断が出来るよう、心して物事の本質を見据えられるように努力しなければいけないと思います。なんだか堅い話になっちゃった･･･（汗）興味のない方は、読み過して下さいネ！

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